イオンが支配する田舎〜子ども編〜
都内に住んでいたころには、
ゲームセンターなんて近所になかった。
週末家族で越谷や幕張のイオンに遠出したときに
子どもがゲームセンターで遊ぶ程度で、
頻度なんて半年に一回くらい。
なのに、この田舎には至るところにゲームセンターがある。
というより、至るところにイオンがある。
イオンの中には必ずゲームセンターがある。
ゲームゲームゲームゲーム、ゲーム病だろと思うくらい、
週末子どもがしたいことはイオンでゲーム。
都内にいた頃は気軽に保育園の友だちと遊べた。
歩きや自転車で登園しているメンバーだから、
遊ぶ公園もだいたい同じで、わざわざ予定を合わせなくても、
公園で会った友達と遊べばよかった。
そしてそこでお互い長居はせず、それぞれの用事の合間に公園にいるから、
会うのも別れるのも気軽にできた。
でも田舎は違う。
まずは車社会。
保育園の送迎も車。
公園でたまたま会うことなんてない。
だからか、予定を合わせて遊ぶと1日コース。
会うのも別れるのも大掛かりになる。
田舎でのびのび自然と遊ぶにしても、
大掛かりな予定調整が手間になり、
子どもの遊び相手の子どもがいない分、大人の私がつきっきり。
最終的に果てしない子供の体力についていけず、私が疲れてイオンに逃げる。
悪循環。イオンで遊ぶために引っ越したんじゃない。
どれだけイオンに貢献したのか。
夢は夏休みや冬休み、東京の子どもの友達が
田舎体験しに毎年遊びに来てくれること。
その日を楽しみに、脱イオンをしたい。